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"山口周の「経営の足元を築くリベラルアーツ」"の連載一覧

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?経営における「アート」と「サイエンス」』などの著書で知られる山口周氏をナビゲーターに迎え、学び続け、成長しなければならない経営者・リーダーが、自身の価値基準を持つための「リベラルアーツ」について考える。

不確実な時代を生き抜く「実践知」としてのリベラルアーツ 神学リテラシーで複雑な世界を読み解く 【その5】重要なのはリベラルアーツと実世界との接点

近年、多くの企業が課題としているグローバル化において、ローマカトリック教会の組織運営、統治構造から学べる点を探る。また、不確実な時代における確実な投資がリベラルアーツの勉強ではないかと山口氏は指摘。佐藤氏はリベラルアーツの基礎固めに有効な一冊を紹介する。

不確実な時代を生き抜く「実践知」としてのリベラルアーツ 神学リテラシーで複雑な世界を読み解く 【その4】キリスト教の強さの裏にあるもの

キリスト教が普遍性を獲得した要因は、論理の整合性を問わない「いいかげんさ」にあると佐藤氏は分析する。また、人間の宗教性は人種を問わず不変であることも背景にあるとし、無宗教者が多いと言われる日本で歴代首相にキリスト教徒が多いことは真の信仰の力を示しているのではないかと考察する。

不確実な時代を生き抜く「実践知」としてのリベラルアーツ 神学リテラシーで複雑な世界を読み解く 【その3】「不可能の可能性」とイノベーション

トランプ大統領誕生の背後にある「反知性主義」はネガティブに見られがちだが、神学的に見れば理解できるものだと話す山口氏。それを受け、反知性主義者の考え方は、実はイノベーションを生み出す思考法にも通じると佐藤氏は指摘する。

不確実な時代を生き抜く「実践知」としてのリベラルアーツ 神学リテラシーで複雑な世界を読み解く 【その2】世界の読み解きに必要な神学リテラシー

外交に関し、佐藤氏が「亜周辺」という日本の地政学的な優位性について語ると、日本は言われているほど外交下手ではないと山口氏は指摘する。さらに宗教、特にカルヴァン主義の思想がトランプ政治に与える影響について深掘りしていく。

不確実な時代を生き抜く「実践知」としてのリベラルアーツ 神学リテラシーで複雑な世界を読み解く 【その1】トランプ現象を理解するために必要なこと

世界情勢が混迷を深め、不確実性が高まる今日。複雑な世界を読み解き、生き抜くためには表層的なノウハウではなく、深い教養に裏打ちされた思考力が求められる。今回の対談では、元外交官であり、地政学、国際情勢、そして神学に精通する作家の佐藤優氏を迎え、哲学・歴史・神学の知見をもとにトランプ現象を読み解くとともに、キリスト教をベースとした価値観や行動原理について語り合った。山口周氏との対話を通じ、リベラルアーツとは飾りとしての教養ではなく、生存戦略として活かせるものだという確信を深めていく。

「正しく考える」ために必要な教養の力 文学を通してわかる家族、社会、世界 【その6】仕事でも人生でも、大切なのは自分が楽しいかどうか

鹿島氏の多彩な仕事ぶりについて「自由」で「枠がない」と評し、生き方のコツを問う山口氏に対し、鹿島氏は人のやっていないことをやろうとしてきたのだと答える。人生でも学問でも、自分が楽しめるかどうか、そして競争戦略が重要であるという結論で二人は一致する。

「正しく考える」ために必要な教養の力 文学を通してわかる家族、社会、世界 【その5】民主主義も資本主義も一様ではない

フランスと日本における冤罪事件を比較し、山口氏は日本には「社会」というものがないと指摘。個の集まりとして成り立つ社会に源を発する民主主義をどう日本に根付かせるかが課題だと鹿島氏は論じ、先人の思想や議論を知っておくことに意味があると説く。

「正しく考える」ために必要な教養の力 文学を通してわかる家族、社会、世界 【その4】自分にとって何が一番得なのかを「考える」

みずからの経験から、文学作品は人間に対する理解を深めてくれるものと話す山口氏。鹿島氏もそれに同意し、文学を通して家族を知ることが人間や社会への理解を深めると指摘する。さらに「考えること」の目的とは何か語り合う。

「正しく考える」ために必要な教養の力 文学を通してわかる家族、社会、世界 【その3】「思考の技術」に必要な幅広い知識

人間としての「総合性」を養ううえで、かつてはマスメディアが一役買っていたと鹿島氏は話す。山口氏はインターネット社会が招く情報と思考の偏りを危惧。鹿島氏は「思考の技術論」の内容をひもとき、正しく考えるためには知識が必要だと論じる。

「正しく考える」ために必要な教養の力 文学を通してわかる家族、社会、世界 【その2】「総合性」を持つ人間は、あとから強くなる

高度経済成長期以降、教養科目が軽んじられるようになった日本の教育に対し、フランスでは現在でも大学入学資格試験において哲学が重視されていると山口氏は指摘。鹿島氏は哲学試験で問われる思考の技術について解説し、正解に直結しない学びの重要性を説く。

「正しく考える」ために必要な教養の力 文学を通してわかる家族、社会、世界 【その1】戦後教育の変遷が生み出した学生運動

生成AIが社会に浸透する中で、ビジネスでも教育でもあらためて「自分の頭で考える力」が問われている。今回は、フランス文学者であり、評論家であり、作家であり、古書コレクターとしても知られ、その該博な知識をもとに思考の方法論も展開する鹿島茂氏を迎え、山口周氏との対談を通じて「正しく考える」ためのヒントを探る。教養はなぜ必要なのか。文学の持つ意味。そして、鹿島氏の生き方に見る「人生の経営戦略」とは。

「脳化社会」で排除された「自然」と「身体」を取り戻そう 情報に囲まれた現代人にこそ必要な感覚の世界 【その5】カタストロフと社会の構造転換

養老氏は、振り返れば飢饉や大地震が社会構造の転換を促してきた歴史があり、社会を変えるきっかけになるのは日常生活の問題であると話す。そのことを受けて山口氏は、社会変革についても脳で考えるよりはモノの世界に立ち返ることが重要ではないかと結ぶ。
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