「働き手不足1100万人」の衝撃を超えて
【第4回】活動持続のカギは「楽しさ」
人手不足解消には、大きなパラダイムシフトが必要だと古屋さん。その代表的な打ち手が「ワーキッシュアクト(Workish act)」や「シニアの小さな活動」である。前者はコミュニティ活動や趣味など、仕事以外で人助けとなる活動のこと。後者は、まさに高齢者の社会参加のことである。一人ひとりが仕事や仕事以外でさまざまに社会と関わることによって、誰かの困り事を解決できるとしたら、これほど好都合なことはないだろう。ただし、その活動を続けていくためには、「楽しさ」が欠かせないと言う。