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"グローバル社会を読み解くカギは「宗教」にある"の記事一覧

グローバル社会を読み解くカギは「宗教」にある その1 ビジネスマンなら宗教を学びなさい

日本人は宗教に疎いとよく言われる。身近な生活文化の多くが仏教や神道の影響を受けているということも、普段あまり意識されていない。キリスト教は知っていても、聖書を読んだことはないという人が多いだろう。しかし、世界の多くの国々では、宗教を基盤として文明や社会が成り立っていて、宗教を知ることはグローバル社会を読み解くことにつながると、東京工業大学名誉教授の橋爪大三郎氏は説く。日本を代表する社会学者として、世の中の仕組みについて、世界の宗教と社会との関わりについて、多くの著作を通じて分かりやすい言葉で伝えてきた橋爪氏。山口氏との対談では、宗教という視点から日本社会の課題を明らかにし、その解決に資す...

グローバル社会を読み解くカギは「宗教」にある その2 プロテスタンティズムが資本主義を発展させた

日本ではリベラルアーツとして学ぶ機会が少ない宗教。比較的身近な世界宗教であるキリスト教についても、その教義や宗教的概念はあまり理解されていないが、キリスト教における神と人との関係が、実は契約と法律に基づく近代社会のあり方に大きな影を落としていると橋爪氏は言う。また、キリスト教(プロテスタント)の教義が資本主義を発展させたとするマックス・ウェーバーの有名な仮説について考察する。

グローバル社会を読み解くカギは「宗教」にある その3 不動の原点があると、改革が進みやすい

西洋における近代化は経済分野だけにとどまるものではなく、社会の各分野での合理化が連動して進んだと指摘する橋爪氏。そして、その根幹には常にキリスト教があったという。さらに話題は、偶像崇拝の禁止をはじめとする一神教の考え方と社会改革との関係にも及ぶ。

グローバル社会を読み解くカギは「宗教」にある その4 近代化のためにつくられた国家神道と、その後の空虚

キリスト教に基づいて近代化が進んだ西洋に倣い、日本では明治政府が国家神道を精神的支柱とした急速な近代化を推し進めた。明治維新から今日まで、日本の歩みを振り返ると、その成功と失敗が、今の私たちを含めて、後々の日本社会と日本人に深い「空虚」をもたらした。「このままではいけない」と橋爪氏は警鐘を鳴らす。

グローバル社会を読み解くカギは「宗教」にある その5 現代を生きる私たちに不可欠な「宗教リテラシー」

グローバル社会を生き抜くうえで欠かせない「宗教リテラシー」をめぐる対談の最終回。アメリカという国がイノベーションを生み出す力に優れているのは、今もなお「神」がいるからだと橋爪氏は説く。神を通じて見えてくる遠い「未来」にこそ、本当のイノベ―ションを育む土壌があるのだと。そうした一神教の考え方、あるいは他の宗教をベースとした文明圏を理解するために、そして今の自分を超えていくための言葉の力を取り入れるために、宗教の古典を学ぶことの意義を語り合う。

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