時間の越え方、歪め方。
毎週月曜日に配信されている、楠木建の「EFOビジネスレビュー」。その中で載せきれなかった話をご紹介する、アウトテイク。これが、めちゃめちゃ面白いです。
「時間」は常に流れていて、見ることができないっていうのは、こういうことだなあという例で、僕の好きな話をご紹介します。
淺井カヨさんという女性がおりまして、この人は大正時代の“モダンガール”、その文化に関心がある研究者の方です。彼女がすごいのは、単に関心があるだけじゃなくて実践家なんです。当時の都市部のモガの生活をそのまま実践している人で、服装はもちろん、家の電話は黒電話で、当然テレビなんかはなくて、冷蔵庫は氷を入れて冷やすという時代のもの...