「時間」という平等な資源-その2 4ビートで生きる。
「第1回:『時間』という資源の特性。」はこちら>
ポーターとノーリアの調査は、「時間」の使い方の平均値です。これは、ひとつの発見事実としては意味があると思いますが、人それぞれをもうちょっとミクロで具体的に見ていくと、本社で仕事をするといっても実際のところ何をやっているのかには相当ばらつきがあるはずです。
例えば、僕は(株)ファーストリテイリングの仕事の手伝いを10年ほどしていますが、CEOの柳井さんという方を見ていると、彼の「時間」の使い方にはいろいろとユニークなポイントがあります。朝は大体6時半ぐらいに出社されます。あの会社は7時がスタートで、原則的には午後4時終わりという朝型のタイム...