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Executive Foresight Online 編集部 @ Executive Foresight Online

「日本という方法」の可能性 「ボーダーランド・ステイト」というあり方 【その3】「仮」への確信を持つべき

先人たちの言葉を引用し、日本は「ふり」をしてきた国、「きょろきょろしてきた」国だと山口氏は指摘する。松岡氏は「『仮』の言葉で文化や思想を育んできたことに確信を持つべき」というリービ英雄氏の言葉を紹介したうえで、日本語が持っているものを明らかにする必要性を説く。

僕が処分しなかった本―その3 『会社という迷宮』。

読み終わった本のほとんどを手放すという楠木氏が、何らかの理由で残したごく一部の本の中から3冊を紹介していく。2冊目に取り上げるのは、経営書『会社という迷宮』。

「日本という方法」の可能性 「ボーダーランド・ステイト」というあり方 【その2】「家」で成り立ってきた日本

日本の近代化の中で失われた大きなものの一つとして、松岡氏は「家」を挙げる。家というものは日本人の内と外の意識、ひいては国の成り立ちにも関わるという。さらに、今日の国家論には生命論やデジタル的な思考方法など、多様な視点が必要になると指摘する。

「日本という方法」の可能性 「ボーダーランド・ステイト」というあり方 【その1】「負から成る」ことの大切さ

国際秩序の動揺により民主主義が危機に瀕し、資本主義の限界もささやかれる混迷の時代に、課題克服の手がかりとして「日本的なるもの」への注目が高まっている。編集工学者の松岡正剛氏は、日本の歴史、文化への深い造詣を背景とした独自の日本論を展開し、かねてから日本は「方法の国」であると指摘してきた。松岡氏は昨今の日本への期待をどのように捉えているのか。日本の文化、精神の核心にあるもの、方法日本の可能性をひらくために必要なものとは何か。山口周氏が編集工学研究所の「本楼」を訪ね、語り合った。

僕が処分しなかった本―その2 『岩田さん』。

「読み終わった本は処分する」という楠木氏が手放さなかった本を、その理由別にご紹介いただく。1冊目は、任天堂の経営者だった故・岩田聡氏の肉声をつづった『岩田さん』という本だ。

僕が処分しなかった本―その1 読書のルーティン。

無類の読書家であり、「読み終わった本は処分する」を原則としている楠木氏でも、捨てられない本があるという。まずは、読み始めてから処分するに至るまでのルーティンを語っていただく。

「言葉にしない」ことの意味 分からないことを一緒に考える経営 【その5】「羨ましくないもん」という佇まい

会社と広告をめぐって、残るもの、残らないものについて語り合う山口氏と糸井氏。プロセスが大切であると考える理由について、つまるところ「羨ましくないもん」という姿勢ではないかと糸井氏は話す。

「言葉にしない」ことの意味 分からないことを一緒に考える経営 【その4】稀代の経営者から学んだ「質問返し」の経営

トイレに横向きに座ってみるという無駄なことは「変拍子」だと糸井氏は話す。山口氏は無駄を取り込んだ経営で一時代を築いた亡き堤清二氏の例を挙げ、結果よりもプロセスを大切にすべきと指摘する。

人的資本―その4 長期視点の回復。

とかく表層的な議論に陥りがちな人的資本経営。いかに長期視点を持つかが重要だと楠木氏は指摘する。

「言葉にしない」ことの意味 分からないことを一緒に考える経営 【その3】問われるのは「無駄をした後をどう生きるか」

「遊び」を起点に考えることの大切さを訴える山口氏の言葉を受け、お金について考えることから逃げてきたと話す糸井氏。お金にならない無駄なことも、後になって無駄でなくなることもある。採点はしない方がいいと言う。

「言葉にしない」ことの意味 分からないことを一緒に考える経営 【その2】「近いんだけど、ちょっと違うんだな」

仕事について言葉で指示しないという糸井氏。その理由を「思考停止」を避けるためだと話す。会社を本当に動かしているのは誰なのかという糸井氏の問いかけに対し、山口氏はアップル社のiPhone開発を例にとって分析する。

人的資本―その3 オプションを持って働く。

人的資本の考え方が求められるのは経営者ばかりではない。働く個人が持つべき構えも大切だと、楠木氏は説く。
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