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「働き手不足1100万人」の衝撃を超えて 【第5回】現場参謀の力を借りて、日本発のイノベーションを

深刻化する働き手不足は、一組織や一企業だけで解決できる問題ではない。物流、介護、製造業――あらゆる業界で労働力の確保が困難となるなか、サプライチェーン全体で、一組織を超えた協力が不可欠だと古屋氏は語る。一方で、現場の課題を最先端技術で解決することができれば、それは日本の大きな強みとなり、世界的なイノベーションにつながる可能性がある。悲観することなく、やれることはなんでもやってみるべき、と古屋さんは経営者たちにエールを送る。

受注仕事―その5 評価より評判

先方からの依頼があって、はじめて動き出す「受注仕事」。今月は、大学の仕事に一区切りつけたことによってほぼすべてが受注仕事になった楠木教授に、その難しさやメリットなどこれまでの経験から学んだ心得を披露していただく。最終回となるその5は、評価を追い求めることが、評判を落とすことになるという受注仕事の落とし穴について。

歴史で読み解くシリコンバレー 【後編】クラウド、データを制するものは世界を制す

シリコンバレーでコンサルタント・文筆家として活躍している海部美知(かいふ・みち)氏による、シリコンバレーの歴史をたどるシリーズの後編。1990年代にインターネット時代を迎えたのを契機に、「地場産業」程度の存在感であったシリコンバレーが、世界の技術トレンドを牽引する震源地となっていく。ソーシャル、モバイル、クラウド、データの時代から、現在のAI時代への変遷を、技術と主要プレイヤーの動向から読み解く。

「働き手不足1100万人」の衝撃を超えて 【第4回】活動持続のカギは「楽しさ」

人手不足解消には、大きなパラダイムシフトが必要だと古屋さん。その代表的な打ち手が「ワーキッシュアクト(Workish act)」や「シニアの小さな活動」である。前者はコミュニティ活動や趣味など、仕事以外で人助けとなる活動のこと。後者は、まさに高齢者の社会参加のことである。一人ひとりが仕事や仕事以外でさまざまに社会と関わることによって、誰かの困り事を解決できるとしたら、これほど好都合なことはないだろう。ただし、その活動を続けていくためには、「楽しさ」が欠かせないと言う。

歴史で読み解くシリコンバレー 【前編】技術とVC資金が回すエコシステム誕生

テックビジネスの震源地であり続ける、アメリカのシリコンバレー。そもそも、同地はどのようにして技術の集積地となり、起業の聖地となったのか。1999年以降、同地でコンサルタント・文筆家として活躍している海部美知(かいふ・みち)氏に、シリコンバレーの歴史について寄稿してもらった。前編では、カリフォルニア草創期から、スタンフォード大学の創設、半導体産業の勃興、ベンチャーキャピタルの登場までをたどる。

「働き手不足1100万人」の衝撃を超えて 【第3回】省力化投資のヒントは現場にあり

圧倒的な働き手不足に対して、古屋氏は危機をチャンスに変える四つの打ち手を提案している。その一つ目の打ち手である「徹底的な機械化・自動化」はどう進めるべきなのか。カギを握るのは、現場に熟知した“参謀”の存在だと古屋氏。現場の無理・無駄・ムラにこそ、イノベーションのヒントがあり、それらを徹底的になくしていくことで人手不足を解消できると指摘する。

「脳化社会」で排除された「自然」と「身体」を取り戻そう 情報に囲まれた現代人にこそ必要な感覚の世界 【その5】カタストロフと社会の構造転換

養老氏は、振り返れば飢饉や大地震が社会構造の転換を促してきた歴史があり、社会を変えるきっかけになるのは日常生活の問題であると話す。そのことを受けて山口氏は、社会変革についても脳で考えるよりはモノの世界に立ち返ることが重要ではないかと結ぶ。

スマホを使った眼科診療デバイスで全世界の失明者を半分に 【第3回】医師だからこそできるスタートアップを

全世界の失明人口を半分にするというミッションを掲げるOUI Inc.は現役の眼科医である清水映輔氏が率いるスタートアップだ。そこに集う人間もとてもユニークな経歴を持っている。特に現役医学生をインターンとして迎えていることは、スタートアップでは異色といえる。そんな事業を展開する意図と、これからの目標を清水氏に伺った。

「働き手不足1100万人」の衝撃を超えて 【第2回】全領域で深刻化する人手不足

ニュースの中の出来事に限らず、日常の暮らしの中にも人手不足の影は確実に忍び寄っている。道路の陥没、建設現場での事故、介護福祉の停滞、さらには教員や保育士の不足など、挙げていったらきりがない。女性や高齢者の働き手は増え続けているはずなのに、いったいいま、日本で何が起きているのか。『「働き手不足1100万人」の衝撃』の著者である古屋星斗氏は、「現場の頑張りでなんとかギリギリ回っている状態」だと語る。

「脳化社会」で排除された「自然」と「身体」を取り戻そう 情報に囲まれた現代人にこそ必要な感覚の世界 【その4】子どもが幸せな社会を取り戻せるか

不登校の児童生徒数や精神疾患で休職する教員数の増加を受け、教育現場の変革が必要ではないかと山口氏は疑問を投げかける。養老氏は、社会が「子どもの時代は大人になるための準備期間だ」と見做していることに問題があると指摘し、意識を変えることの必要性を訴える。

スマホを使った眼科診療デバイスで全世界の失明者を半分に 【第2回】医師だった祖父の診察風景が原体験

「Smart Eye Camera(SEC)」によって、全世界の失明人口を半分にするというミッションを掲げるOUI Inc.の清水映輔CEO。彼はなぜ、医師になったのか?その理由は内科医として93歳まで地域医療に貢献した母方の祖父の影響が大きいという。医師を志し、起業して壮大な夢を抱くまでの道のりについて伺った。

「働き手不足1100万人」の衝撃を超えて 【第1回】超⾼齢化社会が労働市場を変える

「2050年の社会課題を考える」では、「人口減少・少子高齢化」「都市問題・コミュニティの課題」「気候変動・サステナビリティ」など、日本の未来を左右する社会課題について、2050年からのバックキャスティングで解決のヒントを探っていく。今回ご登場いただくのは、2024年2月に『「働き手不足1100万人」の衝撃』(プレジデント社)を上梓された古屋星斗(ふるや・しょうと)氏。古屋氏は、「人」と「組織」に関する研究機関、リクルートワークス研究所の主任研究員として、「未来予測2040 労働供給制約社会がやってくる」のプロジェクトリーダーを務め、この報告書をベースに本書をまとめ上げた。その内容は企業経...
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