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"ベンチマーク・ニッポン"の連載一覧

持続可能な社会をめざし、日本における課題の解決に粘り強く取り組む人びと。そんな日本を元気にするイノベーターの、ビジョンと取り組みに迫る。

日本における再生医療の最先端企業「サイフューズ」が目指すもの 特別編 ガスとエネルギー大手の岩谷産業はなぜ「再生医療」に注力するのか

「第1回:100%人間の細胞由来の人工神経や血管を画期的な3Dプリンタで実現」はこちら> 「第2回:九州大学のラボから再生医療ベンチャーが生まれた理由」はこちら> 「第3回:再生医療は垣根を超えたワンチームで道なき道を切り開く」はこちら> 「第4回:武部貴則教授が語る「日本は再生医療における世界のトップランナー」はこちら> 「第5回:日本の「再生医療」の一翼を担いたい」はこちら> 「特別編:ガスとエネルギー大手の岩谷産業はなぜ「再生医療」に注力するのか」 産業用ガスの新たな顧客開発が必要 「弊社が再生医療に参入を決めたのは2017年です。川崎市の殿町にキング スカイフロントという経済特区...

日本における再生医療の最先端企業「サイフューズ」が目指すもの 第5回 日本の「再生医療」の一翼を担いたい

これまで4回にわたって、サイフューズと共に再生医療分野を開拓していく企業や研究者たちとの“フュージョン”についてお伝えしてきた。最終回では、臓器丸ごとの再生というものを近未来の視野に入れているサイフューズは、日本国内のみならず、世界中の患者への選択肢を一つでも増やしていきたいという強い意志のもと、どのようなビジョンを描いているのだろうか。いかにして世界へ進出していくかについて、秋枝静香氏が冷静にかつ熱く語ってくれた。

日本における再生医療の最先端企業「サイフューズ」が目指すもの 第4回 武部貴則教授が語る「日本は再生医療における世界のトップランナー」

再生医療の分野で、若くして頭角を表し、日本とアメリカに6つの研究室(ラボ)を構える医師で研究者である武部貴則氏(MD/PhD)。折しも、2024年9月に、ユニークな研究を表彰する「イグ・ノーベル賞」を受賞するなど、世界的にもさらに知名度を上げている。日本を代表するトップランナーである武部教授とサイフューズとの交流は意外なところから始まっていた。初めて明かされる日本の再生医療の黎明期の秘話とは。そして、武部教授が語る、日本の再生医療の現在地とは。

日本における再生医療の最先端企業「サイフューズ」が目指すもの 第3回 再生医療は垣根を超えたワンチームで道なき道を切り開く

2010年に創業した再生医療ベンチャーであるサイフューズは、独自の技術で、新しい道を切り開いてきた。しかし、代表取締役の秋枝静香氏は「自分たちだけでは、成し遂げることができなかった」と強調するのだ。そこには、日本の再生医療の現実がある。なぜなら、産業と呼べるほどの基盤が確立されていないから。これまでの創薬、医薬品分野とは異なるために、まさに一から道を切り拓く必要があったのだ。サイフューズが人由来の細胞を臓器にまで成長させ、患者に移植するまでの過程にはさまざまなジャンルの企業の存在が不可欠であり、各社との協業があって初めてバリューチェーンが確立するからである。

日本における再生医療の最先端企業「サイフューズ」が目指すもの 第2回 九州大学のラボから再生医療ベンチャーが生まれた理由

特許技術の塊であるバイオ3Dプリンタと3D組織・臓器を生み出したサイフューズ。根幹技術である「剣山メソッド」は、当時九州大学に勤務していた中山功一教授(現・佐賀大学医学部附属再生医学研究センター長)のアイデアから生まれたものだ。手作業で細胞を立体化し、実験を繰り返し行っていた中山教授の研究を手伝いはじめたのが、秋枝静香氏だった。この邂逅をきっかけに、サイフューズという再生医療の先端企業が誕生するのである。

日本における再生医療の最先端企業「サイフューズ」が目指すもの 第1回 100%人間の細胞由来の人工神経や血管を画期的な3Dプリンタで実現

iPS細胞の発見によって、内臓や骨などの人体組織を再生させる可能性が広がったことにより「再生医療」分野に注目が集まっている。政府もオールジャパン体制でプロジェクトを次々と立ち上げており、基礎研究から臨床応用まで、その支援ジャンルは幅広い。2014年には薬事法も改正され、医薬品・医療機器の承認も、それまでの10年近い期間から短縮された。そんな進歩が著しい再生医療分野で、バイオ3Dプリンタを開発、患者自身の細胞を使って神経や血管、骨軟骨を製造する技術を確立したのが「サイフューズ」だ。いくつもの特許技術を持つ同社の代表取締役・秋枝静香氏に日本の「再生医療」の現在地を伺った。

イノベーションを育てる社内ネットワーク「Team Sunrise」 【第9回】ボトムアップでイノベーションが起きる組織へ

日立グループの社内ネットワーク活動「Team Sunrise」の実践編。最終回に登場するのは、今年6月に渋谷で開催された『「変化を嫌う人」を動かす』の著者、デイヴィッド・ションタル氏の講演イベントで、プレゼンターとして“サポーターシップ”を発揮した日立製作所の草間隆人。Team Sunriseのみならず複数の社内コミュニティで、イノベーションを主なテーマに数々の勉強会を企画・運営している“プロデューサー”の代表格でもある。

イノベーションを育てる社内ネットワーク「Team Sunrise」 【第8回】グローバルマインドセットと英語力

日立グループの社内ネットワーク活動「Team Sunrise」の働きかけで今年6月に実現した、『「変化を嫌う人」を動かす』の著者、デイヴィッド・ションタル氏の講演イベント。通訳として“サポーターシップ”を発揮したTeam Sunriseメンバーが、株式会社日立マネジメントパートナーの郷家達也だ。この日は裏方に徹した郷家だが、普段のTeam Sunriseの活動では数々の英語勉強会を企画・運営する“プロデューサー”の顔も持っている。

イノベーションを育てる社内ネットワーク「Team Sunrise」 【第7回】米国ベストセラー『The Human Element』を、日本に。

今年6月、『「変化を嫌う人」を動かす』(原題:『The Human Element』)の著者、デイヴィッド・ションタル氏の講演イベントが渋谷で開催された。運営の中心は、日立グループの社内ネットワーク活動「Team Sunrise」。メンバーの1人として、イベントを企画するなど“プロデューサーシップ”を発揮した日立製作所の船木謙一こそ、同書を日本に紹介するために奔走したキーパーソンだった。

イノベーションを育てる社内ネットワーク「Team Sunrise」 【第6回】イノベーションの原動力

2021年3月に5回にわたって紹介した、日立グループの社内ネットワーク活動「Team Sunrise」。コロナ禍の真っただ中にあった当時はオンラインに限定した活動を続けていたが、2022年4月、ついにリアルでの活動を再開した。その真骨頂が発揮されたイベントが、今年6月にSHIBUYA QWSにて実現した、ベストセラー『「変化を嫌う人」を動かす』の著者、デイヴィッド・ションタル氏による講演会だ。今回はTeam Sunriseの活動の実践編として、イベントの開催に深く関わった日立グループの従業員に焦点を当てる。まずは、前回も登場したTeam Sunrise代表の佐藤雅彦に話を聞いた。

フェムテック発、だれもが働きやすい社会づくりへ 【第5回】社会課題に挑む「志」で結ばれたチームの強さ

女性特有の健康課題を起点に始動したこのプロジェクトは、当初描いたフェムテックの枠を越えて、あらゆる人が働きやすい社会をめざして取り組むことになった。かつ、ビジネスとして成立し継続させるためには、収益性も求められる。これから歩む道のりは決して容易くないが、メンバーは全員つねに前向きだ。本シリーズ最終回では、蒲生高也、北森美菜、松野真由子、西村宏美、宮森百穂、西郷健一の6名のメンバーに、今抱えるそれぞれの想いも語ってもらう。

フェムテック発、だれもが働きやすい社会づくりへ 【第4回】すべての従業員の働きやすさを支えるサービスへ

日立の社内ビジネスプランコンテストでトップの賞を獲得し、プロジェクトはついに商用化に向けて勢いを増すかと思われた。しかし、女性の健康課題を起点にスタートしたこの取り組みは、議論を深めていく中で、一つの真実に直面することになる。それは、健康課題やキャリアとライフの両立は、必ずしも女性に限ったテーマではないということだ。第4回では、プロジェクトがめざす姿の変化や、新規ビジネスに立ちはだかる壁にも焦点を当てる。
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