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禅が教える、人らしく生きるために欠かせないこと その4 「ほとけ」とは「ほどける」こと

自分を知ることはビジネスリーダーの育成においてもカギになっている。坐禅を通じて自分が何者であるかを知るということは、「自分はこうである」という思い込みを捨てることだと説く平井氏。「自分が」という心の固まりをほどくことで、平らかで自在な心を手に入れられるという。

幸福について-その2 『二要因理論』の面白さ。

「第1回:『白い巨塔』と『黒い巨塔』」はこちら> 大学院時代にいろいろな経営の理論やモデルを勉強したときに、これは面白い考え方だと思ったのがアメリカの心理学者ハーズバーグ(※)の『二要因理論』です。もう60年も前の古典的なモチベーション理論なので、ご存知の方は少ないかもしれません。僕はモチベーション理論のようなミクロ組織論にはあまり関心がありませんでしたが、ハーズバーグのロジックの面白さには感心しました。 (※)フレデリック・ハーズバーグ 1923年4月8日~2000年1月19日 アメリカの臨床心理学者。ケース・ウェスタン・リザーブ大学で心理学教授、ユタ大学で経営学教授を歴任した。モチベ...

得意なことを生かして、社会が必要とする一隅を照らし、少しでも次世代の役に立ちたい。 【第2回】~人間は強く、そして弱い。同行二人(どうぎょうににん)で生きる~

これまで紹介してきた偉人たちは、それぞれに強烈な個性があるものの、日本全体の利益を考えられる人たちであり、ビジネスパーソンのお手本になる側面を備えていた。作品で伝えたかったことは何だったのか。

話し手の内なるビジョンをとらえ、聞き手に響く言葉をつむぐ 【第4回】柔軟な発想で、学びの楽しさを知る

ビジネスのグローバル化やテクノロジーの発展に伴い、通訳を取り巻く環境は日々変化している。いま、この時代の流れにどのように向き合っていけばよいのだろうか。最後に英語を使うビジネスパーソンへのアドバイスも教えていただいた。

地方からソーシャルイノベーションを その3 改革のカギを握るのはミッション

働き方改革など、従来のあり方を変える取り組みがなかなか進まないのは、規則やしくみを変えても、肝心の個々人の意識改革が追いつかないことにある。固定観念を壊すカギは、環境を変えるなどして未知の経験をすることに加え、自身の心に偽りなく、素直に行動できるようなミッションを見出せるかどうかだと、平野さんは語る。

アジャイルと経営 【第2回】「アジャイル開発」と組織論

時間をかけて要件を定義し、スタートすれば設計から開発、テスト、運用まで一気に進むウォーターフォール型ソフトウェア開発。それに対し、チーム全員が一週間で作れるところまでをまず形にし、それを共有しながら小さな開発を積み重ねていく「アジャイル開発」は、硬直しがちな縦割りの組織をチーム単位で再構成し、モチベーションを高めるという意味では経営の組織改革にも通じる。今日では「アジャイル」は、組織論として取り上げられることも多い。そして、このアメリカ発の「アジャイル開発」のルーツは、意外にも日本の組織論にあった。

ブロックチェーンがつくる「社会の新しい価値」 【第1回】連携というチカラ

日本で食べたヘルシーなランチが、アフリカの子どもの給食一食分になる。食べ過ぎによる先進国の「肥満の解消」と「開発途上国の飢餓」の問題を、同時に解消しようという画期的な仕組みを起こした一人が、 TABLE FOR TWO International(TFT)代表小暮真久氏だ。一方、日立の中でブロックチェーン技術を活用した企業間情報連携に取り組んでいるのが、齊藤紳一郎だ。一見すると接点の見つけにくい二人だが、社会課題の解決や新しい価値創造という視点が、実はピッタリと重なる。第1回は、そんな二人の現在について語ってもらった。

禅が教える、人らしく生きるために欠かせないこと その3 自分は何者であるか、わかるために坐る

近年、グローバル企業のリーダーたちに禅の思想やマインドフルネスが注目されている。その流れを受けて日本企業でも坐禅への関心が高まっているという。坐禅をすることで自分自身がわかると平井氏は説く。

幸福について-その1 『白い巨塔』と『黒い巨塔』

今回のテーマは「幸福について」。世の中、幸福になりたくない人というのはまずいません。幸福になりたい、その一点では人間は共通しています。例えばある音楽が好きという話でしたら、好きではない人にはものすごく迷惑な話ですが、幸福に関しては、天気と同じように共通の話題として対話することができます。幸福は人類全員の関心事です。幸福をテーマにした本が次々に出版されるわけです。 ただ、その幸福の内実が何かを問われると、人によって大きく異なります。「みんな同じで、みんな違う」、それが幸福のとても面白いところだと思います。 これほど共通していて、これほど違うこともないという主観の極み、それが幸福です。外在的...

得意なことを生かして、社会が必要とする一隅を照らし、少しでも次世代の役に立ちたい。 【第1回】~作家となったきっかけは、故郷と人とのつながり~

金融ビジネスマンとして多忙な日々を送りながら、ふとしたきっかけで書いたまちおこしの本。郷土の偉人にスポットをあて、あくまでも「副業、趣味」と思って書いた著作の刊行をきっかけに、人との縁ができ、縁がまた新しい縁を呼んで一気に世界が広がっていった。歴史評伝を中心に活躍する異色の作家、北康利さんの活動の原点と今を探る。

話し手の内なるビジョンをとらえ、聞き手に響く言葉をつむぐ 【第3回】シリコンバレーでの出会い、そして気づき

同時通訳者として順調なキャリアを築いていた2014年、彼女はスタンフォード大学大学院に1年間留学した。自らの会社を運営し、仕事の依頼もあるなかで、あえて海外留学を選んだ理由とは。留学期間中のこと、その後の変化について伺った。

地方からソーシャルイノベーションを その2 土地や自然の持つ力に個が引き出される

平野さんが地方再生の拠点としている郡上には、ベンチャー企業のサテライトオフィスに通う人だけでなく、グローバル企業のプロボノ活動や地域再生のワークショップなどを通じて、都市で働く人が多く訪れる。なぜ、この地で人的交流が盛んに行われてきたのか。その背景には郡上踊りの伝統など、古くから他者を受け入れてきた土地の歴史があるという。
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