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"〔シリーズ〕CSV"の記事一覧

経営戦略の本流としてのCSV 【第5回】CSV戦略の原動力である「企業の目的意識(パーパス)」

CSV戦略を実践する企業への示唆として、岡田教授は、①顧客のニーズを徹底的に見つめ直すこと、②業界固有のE・Sニーズを知ること、③企業の目的意識(パーパス)を社内に浸透させること、④ITプラットフォームの活用――の重要性を指摘する。とくに企業の目的意識(パーパス)は定性的な指標ゆえに、その実践は一筋縄ではいかない。そしてCSVが競争戦略であることを認識して臨む必要があると言う。

経営戦略の本流としてのCSV 【第4回】グリーンウォッシュ企業にならないために

現在、パンデミックが新たな社会ニーズをさまざまに生じさせているという意味で、CSV戦略を実践するよいチャンスだと岡田教授は語る。CSV戦略に取り組んでも成功する企業は一握りかもしれないが、環境や社会への感受性の高まりはもはや不可避である。特に次代を担う若い世代は、環境対応をしている「ふり」をするグリーンウォッシュ企業かどうかを、敏感に感じ取り始めているという。

経営戦略の本流としてのCSV 【第3回】インパクトを定量化して競争に勝つ

ユニリーバやトヨタなど、長期的なCSV戦略を打ち出し実践する企業が収益を上げる一方で、環境(E)社会(S)課題の何から手をつけたらいいのかと悩む企業も多い。その一つの指針として、岡田教授はハーバード・ビジネス・スクールのジョージ・セラフェイム教授が手がけるインパクト(環境や社会へのプラスとマイナスの両方の影響)の定量化プロジェクトに注目する。業界固有の課題を認識し、定量的に評価しながら取り組むことが競争優位につながるという。

経営戦略の本流としてのCSV 【第2回】パラダイムシフトを認識し、戦略的に動け

投資家も顧客も環境や社会への感受性が高まるなか、ビジネスのパラダイムも大きく変わろうとしている、と岡田教授は指摘する。外部環境の変化に受け身で応えるのか、それとも他社が真似できないような方法で独自に戦略的に動くのか――そのどちらの考え方でESGのトレンドに相対するのか。それは企業の競争優位にも大きなインパクトを与えることになるだろう。

経営戦略の本流としてのCSV 【第1回】ESGへの取り組みが本格化

2011年にハーバード・ビジネス・スクールのマイケル・ポーター教授らの論文「Creating Shared Value(共通価値の戦略)」が発表されてから10年。CSVの考え方がビジネス界に広まってきた2016年、Executive Foresight Online(EFO)において岡田正大教授に、「経営戦略としてのCSV」という観点からインタビューを実施し、詳細に解説いただいた。そして今再び、CSVが注目されている。その理由について岡田教授に伺った。

CSV(共有価値の創造)が実現する競争力と社会課題解決の両立 【第3回】CSVと社会イノベーション

マイケル・ポーター教授らによって提唱されたCSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)は、営利企業が社会ニーズ(社会課題の解決)に対応することで経済的価値と社会的価値をともに創造しようとするアプローチである。すでに一部のグローバル企業では、CSVの実践こそが競争力の源泉であるとして取り組みが始まっている。一方、日本ではまだその概念の理解が不十分であり、CSR(企業の社会的責任)とCSVが混同されがちだ。本特集では、競争戦略の新しいパラダイムであるCSVの概念をひもとくとともに、CSRとの違い、社会的価値と経済的価値の両立を実現してくうえで必要な取り組みや心構え、実...

CSV(共有価値の創造)が実現する競争力と社会課題解決の両立 【第2回】CSVは持続的優位性を築く

マイケル・ポーター教授らによって提唱されたCSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)は、営利企業が社会ニーズ(社会課題の解決)に対応することで経済的価値と社会的価値をともに創造しようとするアプローチである。すでに一部のグローバル企業では、CSVの実践こそが競争力の源泉であるとして取り組みが始まっている。一方、日本ではまだその概念の理解が不十分であり、CSR(企業の社会的責任)とCSVが混同されがちだ。本特集では、競争戦略の新しいパラダイムであるCSVの概念をひもとくとともに、CSRとの違い、社会的価値と経済的価値の両立を実現してくうえで必要な取り組みや心構え、実...

CSV(共有価値の創造)が実現する競争力と社会課題解決の両立 【第1回】なぜ今、CSVが注目されるのか?

マイケル・ポーター教授らによって提唱されたCSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)は、営利企業が社会ニーズ(社会課題の解決)に対応することで経済的価値と社会的価値をともに創造しようとするアプローチである。すでに一部のグローバル企業では、CSVの実践こそが競争力の源泉であるとして取り組みが始まっている。一方、日本ではまだその概念の理解が不十分であり、CSR(企業の社会的責任)とCSVが混同されがちだ。本特集では、競争戦略の新しいパラダイムであるCSVの概念をひもとくとともに、CSRとの違い、社会的価値と経済的価値の両立を実現してくうえで必要な取り組みや心構え、実...

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