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"コンセプト 僕の場合"の記事一覧

コンセプト 僕の場合-その1 コンセプトを持つと楽になる。

※本記事は、2020年6月5日時点で書かれた内容となっています。 5月に「コンセプト」というテーマで、サウスウエスト航空やスターバックス、Amazonなどを例に「商売の元」であるコンセプトについてお話をしました。今回は、視点を変えて、僕自身が仕事の上でどのようにコンセプトを立ててきたかについてお話ししたいと思います。 前回の「コンセプト」でも触れましたが、僕の仕事全体を包括するコンセプトは「芸者」です。何をやって何をやらないか、自分の仕事の大枠から細部まで、この「芸者」というコンセプトを日々の仕事の判断基準にしています。 「おまえに何ができるんだ」「実際に商売をしたことがないくせに」「机...

コンセプト 僕の場合-その2 『ストーリーとしての競争戦略』。

「第1回:コンセプトを持つと楽になる。」はこちら> ※本記事は、2020年6月5日時点で書かれた内容となっています。 自分の考えを提供するという僕の仕事にとって、一義的なプロダクトは「本」です。これまで僕が書いた本にはそれぞれにコンセプトがあります。まずは『ストーリーとしての競争戦略―優れた戦略の条件―』という2010年に出版した本についてお話しします。 本にはタイトルが必要です。僕が考える良いタイトルというのは、「コンセプトがそのままタイトルになっている」ということ。これに尽きる。いろいろ書いてあるけど、ひとことで言うと何なのか。それに対する答えがコンセプトであり、それが本のタイトルに...

コンセプト 僕の場合-その3 『戦略読書日記』。

「第1回:コンセプトを持つと楽になる。」はこちら> 「第2回:『ストーリーとしての競争戦略』。」はこちら> ※本記事は、2020年6月5日時点で書かれた内容となっています。 2013年には、『戦略読書日記』という本を出しました。前著の『ストーリーとしての競争戦略』では、ストーリーという視点で、いろいろな経営や戦略を僕なりに観察しては考えました。そこで痛感したことは、戦略ストーリーを構想し、動かす力は「スキル」を超えた「センス」としか言いようがないものであるということです。 僕はビジネススクールで教えています。基本的にビジネススクールの教育の目的はビジネスに関わる「スキル」の伝授にあります...

コンセプト 僕の場合-その4 『「好き嫌い」と経営』。

「第1回:コンセプトを持つと楽になる。」はこちら> 「第2回:『ストーリーとしての競争戦略』。」はこちら> 「第3回:『戦略読書日記』。」はこちら> ※本記事は、2020年6月5日時点で書かれた内容となっています。 僕は「好き嫌い」をコンセプトにした本を4冊書いています。「好き嫌い」という視点については以前もここで話したのですが、今回はこれらの本のコンセプトについてお話しをしたいと思います。 なぜ僕が「好き嫌い」というコンセプトを基軸にして物事を考えるのか、いくつかの理由があります。ひとつには、自分の仕事である競争戦略です。論理的な帰結として、競争戦略の思考は「良し悪し」よりも「好き嫌い...

コンセプト 僕の場合-その5 『室内生活』。

「第1回:コンセプトを持つと楽になる。」はこちら> 「第2回:『ストーリーとしての競争戦略』。」はこちら> 「第3回:『戦略読書日記』。」はこちら> 「第4回:『「好き嫌い」と経営』。」はこちら> ※本記事は、2020年6月5日時点で書かれた内容となっています。 昨年、2019年に『室内生活―スローで過剰な読書論』という本を出しました。これはそれまでの本とは異なり、意図的に“ノー・コンセプト”の本です。かなり趣味的な本でして、自分の喜びのために作ったという、仕事にあるまじき本です。 僕は、本業以外に書評という仕事をやっております。これは昔から僕にとって「夢の仕事」でした。ただ、書評だけで...

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