コンセプト 僕の場合-その5
『室内生活』。
「第1回:コンセプトを持つと楽になる。」はこちら>
「第2回:『ストーリーとしての競争戦略』。」はこちら>
「第3回:『戦略読書日記』。」はこちら>
「第4回:『「好き嫌い」と経営』。」はこちら>
※本記事は、2020年6月5日時点で書かれた内容となっています。
昨年、2019年に『室内生活―スローで過剰な読書論』という本を出しました。これはそれまでの本とは異なり、意図的に“ノー・コンセプト”の本です。かなり趣味的な本でして、自分の喜びのために作ったという、仕事にあるまじき本です。
僕は、本業以外に書評という仕事をやっております。これは昔から僕にとって「夢の仕事」でした。ただ、書評だけで...