オーラの向こう側-その1
オーラの正体。
今回のテーマは「オーラ」です。以前に、「しびれる」という話をしました。頭で考えるのではなく、いきなり問答無用の快感が走る「しびれる」という感覚。世にいう「オーラ」もそれに似ていて、会った瞬間にいきなり感じるものだと思います。
しかし、この「オーラ」というのは、受け手の側が勝手に感じるもので、その人が「オーラ」を出しているわけではない、というのが僕の結論です。当人にはそのつもりはまったくないのに、まわりの人が「わっ、オーラが出ている」と言っているだけに過ぎない。
そう思うようになったきっかけは僕の若い頃の経験です。僕が、30歳前後の頃だったと思います。もうバブルは崩壊していましたが、銀行は...