「経営×M2M」
【前編】M2Mで社会が変わる モノのインターネット時代の経営戦略とは
2001年、世界最先端のIT国家をめざし、当時の森内閣が打ち出した「e-Japan戦略」では、「いつでも、どこでも、だれもが」恩恵を受けることができるユビキタス情報社会が唱えられていたが、ここへ来て、その実現が現実のものとなってきた。あらゆるものがネットワークに接続され、交信し合う「M2M」(Machine to Machine)の進展により、まさに「ユビキタス」という言葉にふさわしい新サービスの可能性が次々と生まれつつあるのだ。時代に先駆けてM2Mを取り入れたビジネスモデルの確立に、大きな期待が寄せられている。