逆・タイムマシン経営論-その5
パストフルネス。
「第1回:近過去に学ぶ経営知。」はこちら>
「第2回:異才との出会い。」はこちら>
「第3回:同時代性の罠(わな)。」はこちら>
「第4回:『400万台クラブ』に見る同時代性の罠。」はこちら>
※本記事は、2020年9月3日時点で書かれた内容となっています。
「400万台クラブ」の熱狂と迷走は「同時代性の罠(わな)」が経営判断を大きく誤らせるということを物語る典型的な事例です。現在から近過去を振り返りますと、商売と経営にとって本質的な論理が何なのかが良く分かりますし、また何が偽物の論理だったのかもはっきりとするわけです。
投資家のウォーレン・バフェットの名言を借りれば、「潮が引いた後で、...