投資先は、「いい会社」
【第1回】「いい会社」を見極める
CSV経営の日本企業版として、一橋大学の名和高司氏が提唱する「J-CSV(*1)」。本シリーズではJ-CSVを実践する企業経営者へのインタビューを連載してきたが、今回は視点を変え、そういった企業を投資という形で応援している金融ベンチャーに話を聞く。登場していただくのは、「いい会社をふやしましょう」を合言葉に2008年に創業した、鎌倉投信株式会社の鎌田恭幸氏。同社が考える「いい会社」の定義とその見極め方に迫った。 *1 J-CSV:2011年にハーバード大学のマイケル・ポーター氏らが提唱したCSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)の日本企業版として、一橋大学特任...