経営者と読書-その4
好きなものを読む。無理は禁物。
「第1回:圧倒的コストパフォーマンス。」はこちら >
「第2回:教養とは、自分自身の価値基準。」はこちら>
「第3回:時空を超える本質。」はこちら >
僕は、ジャンルでいうと個人の評伝っていうのがものすごく好きです。人間を知る上で、こんなにいいものはないと思うんです。
例えば20世紀のロックンロールを創ったエルビス・プレスリー。興味があるので評伝を読むのですが、僕が心がけているのは、同じ対象(この場合はプレスリー)について別の著者が書いたものも読むということ。つまり、「裏をとる」という読書。ある人はものすごく肯定的に書くし、ある人はものすごく否定的に書く。複数の評伝を読むと、エルビス・プ...