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"「EFOビジネスレビュー」経営者と読書"の記事一覧

経営者と読書-その4 好きなものを読む。無理は禁物。

「第1回:圧倒的コストパフォーマンス。」はこちら > 「第2回:教養とは、自分自身の価値基準。」はこちら> 「第3回:時空を超える本質。」はこちら > 僕は、ジャンルでいうと個人の評伝っていうのがものすごく好きです。人間を知る上で、こんなにいいものはないと思うんです。 例えば20世紀のロックンロールを創ったエルビス・プレスリー。興味があるので評伝を読むのですが、僕が心がけているのは、同じ対象(この場合はプレスリー)について別の著者が書いたものも読むということ。つまり、「裏をとる」という読書。ある人はものすごく肯定的に書くし、ある人はものすごく否定的に書く。複数の評伝を読むと、エルビス・プ...

経営者と読書-その3 時空を超える本質。

「第1回:圧倒的コストパフォーマンス。」はこちら > 「第2回:教養とは、自分自身の価値基準。」はこちら> 僕が読書をするようになったのには個人的な事情があります。 僕は、小学校4年生まで、南アフリカで育ちました。当時は、テレビのない国だったんです。子どもで、余暇に何をするかっていうと、僕の世代だとテレビっていうのが強力だったと思うんですけど、僕の場合それがなかったので自然と読書をするようになったんですね。 僕にとって読書は、幼稚園か小学校低学年の頃から、家へ帰ったらテレビを見るのと同じような感じでした。家では日本語を話していますし、日本語の本が読みたいんですけど、南アフリカなので日本の...

経営者と読書-その2 教養とは、自分自身の価値基準。

「第1回:圧倒的コストパフォーマンス。」はこちら > なぜ、経営者にとって読書が重要かというと、第一に本というコンテンツの量が他のソースと比べて桁違いに充実しているってことですね。 もちろんそれはどういう本を読むかによるんですけど、本ってものすごくいっぱい出ていて、しかも腐るものではないので、ずーっと蓄積されているわけですよね。そうすると、大きく世の中が変わっても、昔から読み継がれている古典だけでも、一生かけても読み切れないくらいあるわけです。 自分の関心とか好みで捨象しても、取捨選択しても、相当量の読むべき本っていうのがあるっていうのが、素晴らしいことです。量だけでなく、前回話したよう...

経営者と読書-その1 圧倒的コストパフォーマンス。

僕が尊敬してる人に出口治明※さんがいます。出口さんは知的な成長のために必要なインプットは、「本」と「旅」と「人」であると言い切っています。全くその通りだと思うんですが、僕はとにかく非活動的なほうですので、旅行はそれほど好きではありません。やたらと動いたりするのがイヤなんですね、これが。「旅」が、知的な活動にとって重要なインプットだっていうのは頭ではわかるんですけど、体がなかなかついていかない。 ※出口治明:ライフネット生命保険株式会社創業者。現立命館アジア太平洋大学学長 例えば、仕事で出張に行きます。最近だとどこへ行ったかな…ムンバイとシリコンバレーですね。ムンバイはほかのインドの都市と...

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