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デザインの力がカスタマーサクセスを前進させる 【第4回】データに基づいたデザインが行動変容を促す

カスタマーサクセスには行動変容が必要だが、これは、簡単そうでいてとても難しい。その実現のため、デザインとデータ分析にはできることがある。互いに互いを補完し合いながら行動を変えるための取り組みを進めるデザイナーの上垣映理子とデータサイエンティストの徳永和朗は、日々の業務の中からノウハウを見出し続けている。

問いからはじめるイノベーション-Vol.3 社会のしくみを変えるDXとは。 【その1】社会課題の解決に、DXはどう関係するのか?

日立の研究開発グループは今年、研究者やデザイナーとの対話を通じ「問い」について考えるウェビナーをスタートさせた。2021年8月5日に配信された第3回の対談テーマは「社会システムを変えていくDX(デジタルトランスフォーメーション)とはいかなるものか?」。日立製作所 Lumada Innovation Hub Senior Principalを務め、AI関連のスタートアップの会長でもある加治慶光を迎え、研究開発グループの森正勝との対談を3回にわたってお送りする。

経営戦略の本流としてのCSV 【第5回】CSV戦略の原動力である「企業の目的意識(パーパス)」

CSV戦略を実践する企業への示唆として、岡田教授は、①顧客のニーズを徹底的に見つめ直すこと、②業界固有のE・Sニーズを知ること、③企業の目的意識(パーパス)を社内に浸透させること、④ITプラットフォームの活用――の重要性を指摘する。とくに企業の目的意識(パーパス)は定性的な指標ゆえに、その実践は一筋縄ではいかない。そしてCSVが競争戦略であることを認識して臨む必要があると言う。

「パーパス経営」とは。 【第6回】日系企業の勝機

パーパス経営について、経営学者の名和高司氏に解説いただく連載の最終回。欧米流の経営理論だけに頼らずとも、日系企業には秘めたる強みがあると名和氏は力説する。さらに、自身のマッキンゼー・アンド・カンパニー退職の理由にも触れ、多数の経営シーンを見てきたからこそ期待する日系企業の可能性について語っていただいた。

競争戦略の視点から見たESG-その3 「S」が問う労働市場の評価。

「第1回:長期利益という社会貢献。」はこちら> 「第2回:『E』は規制ではなく実需。」はこちら> ※本記事は、2021年7月1日時点で書かれた内容となっています。 次はESGのS、社会についてです。Sにはいろいろな切り口があると思いますが、ぱっと思いつくのはダイバーシティーなど人の問題、従業員の問題、女性の活躍推進、LGBT、働き方改革といった論点でしょう。 多くの人と同様に、もっと女性が活躍できる世の中になるべきだと僕も思います。フェミニズムのような思想もあれば、これまでの歴史で女性が理不尽な犠牲を払ってきたという事実もありますが、僕の考えは、女性が活躍した方が単純に「商売として得」だ...

デザインの力がカスタマーサクセスを前進させる 【第3回】デザイン×データ分析の答えが見えてきた

日立製作所でカスタマーサクセスを主導するチームでは、デザイナーとデータサイエンティストが協働して、カスタマーサクセスに不可欠なエクスペリエンスデザインを推し進めている。渡辺薫の司会のもと、デザイン側からは上垣映理子が、データ分析側からは徳永和朗が、協業で実感したメリットと、取り組みによって明らかになってきたエクスペリエンスデザインの要諦を明かす。

問いからはじめるイノベーション-Vol.2 「ビジョンドリブン」 【その3】ビジョンとビジネスの現場をどうつなぐか?

企業が設定したビジョンを、社員一人ひとりの行動に落とし込むためにはどうすればよいか。その鍵は、個人が主観で思いを語る「ナラティブ」にあると佐宗邦威氏は指摘する。2021年7月9日に配信された日立 研究開発グループのウェビナー「問いからはじめるイノベーション-Vol.2」で実現した、BIOTOPEの佐宗氏と日立の森正勝による対談の最終回。

経営戦略の本流としてのCSV 【第4回】グリーンウォッシュ企業にならないために

現在、パンデミックが新たな社会ニーズをさまざまに生じさせているという意味で、CSV戦略を実践するよいチャンスだと岡田教授は語る。CSV戦略に取り組んでも成功する企業は一握りかもしれないが、環境や社会への感受性の高まりはもはや不可避である。特に次代を担う若い世代は、環境対応をしている「ふり」をするグリーンウォッシュ企業かどうかを、敏感に感じ取り始めているという。

「パーパス経営」とは。 【第5回】日系企業の誤解と課題

いま日系企業に求められるのは、欧米企業を真似るだけではなく日本ならではの特徴を活かすことだと名和高司氏は説く。国内の先進企業を例に、「たくみとしくみ」というキーワードで、日系企業が取り組むべき課題について解説していただいた。

競争戦略の視点から見たESG-その2 「E」は規制ではなく実需。

「第1回:長期利益という社会貢献。」はこちら> ※本記事は、2021年7月1日時点で書かれた内容となっています。 前回強調したように、「長期利益」と「納税」、これこそが企業の社会的貢献のど真ん中、本筋中の本筋です。ただし、使う側は政府なので、企業経営の側から見れば納税はあくまでも間接的な貢献です。政府による徴税と再配分というメカニズムを通すことになります。これがどうにもまどろっこしい、もっと企業が直接的に社会に貢献することが可能ではないか。こうした考え方は、かつてはCSR(Corporate Social Responsibility)、企業の社会的責任というコンセプトで語られてきました...

デザインの力がカスタマーサクセスを前進させる 【第2回】イノベーションはビジョンデザインから始まる

新しい技術がイノベーションを起こす。それは必ずしも間違いではないが、より大きなイノベーションの起点になるものがあると主管デザイン長(ヘッド・オブ・デザイン)を務める丸山幸伸は語る。それは人の価値観だ。日立のデザインチームはその価値観に注目し、めざす未来の手前に、組織をドライブする具体的な中間目標を設定するという、バックキャストを実践している。

問いからはじめるイノベーション-Vol.2 「ビジョンドリブン」 【その2】どうすればビジョンをつくれるか?(後篇)

2021年7月9日に配信された日立 研究開発グループのウェビナー「問いからはじめるイノベーション-Vol.2」から、BIOTOPEの佐宗邦威氏と日立の森正勝による対談をお送りしている。その2では、企業がつくるべきビジョンのあり方は経営モデルによって異なり、日立のようにモノづくりに徹してきた企業だからこそ、社会に生み出せる価値があると佐宗氏は喝破する。
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