これからのリーダーに期待したい、変化に開かれている姿 「社会のことを考える人」を育てるリベラルアーツ
【その1】浸透するリベラルアーツ、誤解されるリベラルアーツ
不確実性の高まりやソーシャルメディアの普及などを背景に、排他主義が増幅され社会の分断が進んでいる。社会を覆う漠然とした不安や不公平感は、多様性や公正さといった普遍的価値への反発にもつながっている。こうした時代に、リベラルアーツが果たすべき役割とは何か。山口 周氏と、美学者として大学でリベラルアーツ教育に携わる伊藤 亜紗氏が、教育、ビジネス、倫理、体、共生社会といった多様なテーマを横断しながら掘り下げていく。リベラルアーツの根本は、人が無意識に信じ込んでいる価値観を相対化することにあると説く伊藤氏。自分とは異なる世界の見方があることに気づき、柔軟に変化する姿勢をリーダーは示してほしいと語る。