日立京大ラボ編・人文知を取り入れた社会システムを
【第1回】超長期の視点で課題を探索
「2050年の社会課題を考える」では、「少子高齢化」「都市問題・コミュニティの課題」「地球温暖化・サステナビリティ」など、日本の未来を大きく左右する社会課題について、2050年からのバックキャスティングで、解決のためのヒントを探っていく。プロローグとして、日立製作所が2016年に東京大学、京都大学、北海道大学と、それぞれ大学内にラボを設置して進めてきた協創について取り上げたい。日立北大ラボに続き、今回は、人文知を取り入れながら、2050年の社会課題解決に向けた社会価値の提言や、人や文化に学ぶ社会システムの提案に取り組む、日立京大ラボの活動を紹介する。