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"文学を通してわかる家族、社会、世界"の記事一覧

「正しく考える」ために必要な教養の力 文学を通してわかる家族、社会、世界 【その1】戦後教育の変遷が生み出した学生運動

生成AIが社会に浸透する中で、ビジネスでも教育でもあらためて「自分の頭で考える力」が問われている。今回は、フランス文学者であり、評論家であり、作家であり、古書コレクターとしても知られ、その該博な知識をもとに思考の方法論も展開する鹿島茂氏を迎え、山口周氏との対談を通じて「正しく考える」ためのヒントを探る。教養はなぜ必要なのか。文学の持つ意味。そして、鹿島氏の生き方に見る「人生の経営戦略」とは。

「正しく考える」ために必要な教養の力 文学を通してわかる家族、社会、世界 【その2】「総合性」を持つ人間は、あとから強くなる

高度経済成長期以降、教養科目が軽んじられるようになった日本の教育に対し、フランスでは現在でも大学入学資格試験において哲学が重視されていると山口氏は指摘。鹿島氏は哲学試験で問われる思考の技術について解説し、正解に直結しない学びの重要性を説く。

「正しく考える」ために必要な教養の力 文学を通してわかる家族、社会、世界 【その3】「思考の技術」に必要な幅広い知識

人間としての「総合性」を養ううえで、かつてはマスメディアが一役買っていたと鹿島氏は話す。山口氏はインターネット社会が招く情報と思考の偏りを危惧。鹿島氏は「思考の技術論」の内容をひもとき、正しく考えるためには知識が必要だと論じる。

「正しく考える」ために必要な教養の力 文学を通してわかる家族、社会、世界 【その4】自分にとって何が一番得なのかを「考える」

みずからの経験から、文学作品は人間に対する理解を深めてくれるものと話す山口氏。鹿島氏もそれに同意し、文学を通して家族を知ることが人間や社会への理解を深めると指摘する。さらに「考えること」の目的とは何か語り合う。

「正しく考える」ために必要な教養の力 文学を通してわかる家族、社会、世界 【その5】民主主義も資本主義も一様ではない

フランスと日本における冤罪事件を比較し、山口氏は日本には「社会」というものがないと指摘。個の集まりとして成り立つ社会に源を発する民主主義をどう日本に根付かせるかが課題だと鹿島氏は論じ、先人の思想や議論を知っておくことに意味があると説く。

「正しく考える」ために必要な教養の力 文学を通してわかる家族、社会、世界 【その6】仕事でも人生でも、大切なのは自分が楽しいかどうか

鹿島氏の多彩な仕事ぶりについて「自由」で「枠がない」と評し、生き方のコツを問う山口氏に対し、鹿島氏は人のやっていないことをやろうとしてきたのだと答える。人生でも学問でも、自分が楽しめるかどうか、そして競争戦略が重要であるという結論で二人は一致する。

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