ブロックチェーンがつくる「社会の新しい価値」
【第1回】連携というチカラ
日本で食べたヘルシーなランチが、アフリカの子どもの給食一食分になる。食べ過ぎによる先進国の「肥満の解消」と「開発途上国の飢餓」の問題を、同時に解消しようという画期的な仕組みを起こした一人が、 TABLE FOR TWO International(TFT)代表小暮真久氏だ。一方、日立の中でブロックチェーン技術を活用した企業間情報連携に取り組んでいるのが、齊藤紳一郎だ。一見すると接点の見つけにくい二人だが、社会課題の解決や新しい価値創造という視点が、実はピッタリと重なる。第1回は、そんな二人の現在について語ってもらった。