新たな企業経営のかたちを探る

いま、時代が急変するなかで、企業の役割や存在意義が大きく変わりつつある。そして、経営リーダーには、つねに新しい経営トレンドやテクノロジーを敏感にキャッチし、柔軟に組織のかじ取りをしていくことが求められる。これからの経営戦略を考えるうえで欠かせない、最新のホットイシューについて斯界の第一人者に聞く。

ブロックチェーン×経営

仮想通貨の草分け「ビットコイン」の運用が開始されたのは今から8年前。その基盤が当時まったく新しい仕組みとして注目された「ブロックチェーン」(分散型台帳技術)だ。ブロックチェーンは、運営主体がないにもかかわらず、参加者が改ざんのない記録を共有できるプラットフォームとして、現在では金融だけでなくさまざまな分野から脚光を浴びている。インターネットのように、社会そのものを劇的に変えると期待されるブロックチェーン。国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの高木聡一郎研究部長にその仕組みと可能性、そして具体的事例について聞いた。

AI×経営

今、世界的に盛り上がりを見せる人工知能(AI)。ビッグデータ解析や機械学習の進展を背景に、各国で競ってAI研究が行われている。一方、AIが人々の仕事を奪うとする脅威論もある。そうしたAIブームの狂騒を冷静に見つめ、AIの真の可能性を示唆するのが西垣通氏だ。シリーズ第一話では、西垣氏に歴史的変遷と価値、めざすべき方向性について聞く。第二話では現在、日立が社会実装を進める、「人を支援し、ビジネスに役立つAI」を紹介するとともに、AIを有効活用するための組織や人のあり方、経営者の心構えについて、一橋大学教授の神岡太郎氏と、日立のAI研究に携わる森脇紀彦に話を聞いた。

デザイン思考×経営

日本における「知識創造」および「デザイン思考」の第一人者として、1990年代から数多くの研究と実践を手がけてきた多摩大学大学院教授の紺野登氏。その紺野氏に、ITの進展を背景に激変する時代の中で、新しい経営の方法論として注目を集める「デザイン思考」について、その真価と経営に与えるインパクトについて聞いた。それを踏まえ、富士重工業株式会社が、デザイン思考を活用した日立の価値協創活動「Exアプローチ」を用いて、新たな商談システムを生み出した事例を紹介する。続く、シリーズ第三弾では、日立のデザイン思考の歴史や、実践の際のポイントについて、デザイナーの古谷純とコンサルタントの枝松利幸の二人が、当事者の視点から語った。

CSV×経営

マイケル・ポーター教授らによって提唱されたCSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)は、営利企業が社会ニーズ(社会課題の解決)に対応することで経済的価値と社会的価値をともに創造しようとするアプローチである。すでに一部のグローバル企業では、CSVの実践こそが競争力の源泉であるとして取り組みが始まっている。一方、日本ではまだその概念の理解が不十分であり、CSR(企業の社会的責任)とCSVが混同されがちだ。本特集では、競争戦略の新しいパラダイムであるCSVの概念をひもとくとともに、CSRとの違い、社会的価値と経済的価値の両立を実現してくうえで必要な取り組みや心構え、実例などについて、CSV研究の第一人者である慶應義塾大学の岡田正大教授に話を聞く。

オープン・イノベーション×経営

いま、企業間のコラボレーションによるオープン・イノベーションが加速している。まずは、その基本的な考え方について、経営史・イノベーション研究の第一人者である米倉誠一郎氏にお話を伺った。それを踏まえ、日立コンサルティングの八尋俊英代表取締役 取締役社長に、オープン・イノベーションに必要な組織のあり方と手法、日立の協創の事例について聞いた。続いてシリーズの第三弾として、これまでに150社以上の大手メーカーのオープン・イノベーション支援を手がけてきたナインシグマ・ジャパンの創業メンバーで、現在、同社の顧問を務める星野達也氏に、具体的な実践のノウハウと心構えについて語ってもらった。

IoT×経営

いま、ビジネスの現場で、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)がキーワードとなっている。さまざまなモノがインターネットでつながり、デジタルな世界と現実の世界が結ばれることで、社会や経済のあり方が大きく変わるという。パラダイムシフトを起こすとして期待されるIoTが、ビジネスをいかに変え、産業界全体にどのようなインパクトをもたらすのか。IoTの先導役を担う法政大学の西岡靖之教授に、そのインパクトと日本企業が取り組むべき方向性について話を伺った。さらに、IoT技術などを活用した生産革新を推進する株式会社ダイセルの取締役常務執行役員である小河 義美氏に、同社の取り組みについて聞いた。

リーン・スタートアップ×経営

急激に変化を遂げる不確実な時代の中で、いかにして新たな製品やサービスを生み出していったらいいのか。今、多くの経営者が悩みを抱えている。そうした中、注目を集めているのが、シリコンバレー発の新しい手法「リーン・スタートアップ」だ。リーン(lean=痩せた)、すなわち無駄を排除した起業、新規事業開拓、イノベーションがなぜ、注目されているのか。また、従来のやり方とどう違うのか。さらには、スタートアップのみならず、大企業の新規事業立ち上げに取り入れることは可能なのか。ラーニング・アントレプレナーズ・ラボの共同代表を務める堤孝志氏・飯野将人氏に聞く。

社会を変えるM2Mビジネス

現在、「M2M」の進展により、あらゆるものがネットワークに接続され、ネットワークを介してデータを収集・分析することで、新しいサービスが生まれつつある。その現状と未来展望について、東京大学 先端科学技術研究センターの教授・森川博之氏に聞く。

ITリスクの本質と対応策

昨今、ITシステムへの依存度が高まるなか、我々は日々、情報漏洩やシステム異常などの脅威に晒されている。ITリスクの本質を読み解き、企業活動においてどう対策すべきなのか、情報セキュリティの第一人者であり、ITリスク学の提唱者でもある東京電機大学の佐々木良一教授に聞く。

ビッグデータ活用の鍵

ここ数年、急速に注目され、活用され始めた「ビッグデータ」は、本当に「宝の山」なのだろうか。それとも、実質以上に過度の期待が寄せられているだけなのか―。ビッグデータ利活用に詳しい国立情報学研究所の佐藤一郎教授に、ビッグデータの本質と活用法、リスク等について話を聞く。

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